魔術師が定めた自己実現の道へと向かうとき、その道に迷い悩み、真実の知恵を探し求める人々は精神の神殿を訪れます。人は誰しも、重要な大きなことを始める前には、しっかりと悩み向き合う時間が必要です。
そこにたたずむ女教皇は、行動を始める前に自己と向き合い、深く潜在意識へと潜って記憶をたどり、自らの思想と心を理解して最大限の精神的な知恵を発揮することを助けてくれるでしょう。
それはまだ何も行動しない、動かないときでありながら、これからの旅において自分自身を支えていくための重要な段階になります。
女教皇が象徴する力は、直観や予感、自らを顧みる能力や潜在意識からのメッセージを受け取ることです。この先へ進むために、このようなスピリチュアル的な第六感的な力の使い方を知っておく必要性を伝えているとも言えるでしょう。