ⅩⅨ.生命の源でありすべての存在を育む中心、神聖な太陽

この記事は約1分で読めます。

幻想の領域を抜け出した魂は、神聖な唯一の存在=ワンネスのことを思い出し、そこに還ろうとします。
遥か昔から太陽は、神聖な力の象徴とされてきました。
すべての魂は神聖の一部として現世に生まれ、神聖な存在と魂の過去については忘れてしまいますが、生きる間にまた魂の修行を続け、神聖へと還っていこうとするのです。
タロットカードのなかでも最も大きく力強く描かれた太陽と、そのシンボルを身にまとう赤子は、生まれてくる存在はすべて神聖な力によって祝福され、後押しされて進む神聖な子であるという、最もシンプルで強力な、世界と個々についての概念を象徴します。

タロットカードは、長い歴史のなかで多くの神話やあらゆる宗教・思想の影響を受け、人々のあらゆる知恵をくみ取って現代へと紡がれてきました。タロットカードが象徴する物語は、決して一つの思想に偏るものではなく、すべての人の思想と価値観に反映されて変化していくものです。

タイトルとURLをコピーしました